彼が消えない

 

僕の手を握ってきた彼の手は暖かく、ほんの僅かに湿って、あの男の手とは、全然違った。

思わず繋がれたその手を見下ろしてしまい、動かせなくなっていると、ヒバリ、と闊達に呼ばれた。

自分の名はそんな響きを持つのかと、不思議な感じを受ける。

彼の声は、もっとなめらかに、歌うように僕の名前を綴った。

「汗」

手がべたついていると指摘すれば、緊張してっからと、照れたように笑う。

日向の匂いのするその表情に、ああ、本当にまったく違うのだと、余計にあの男を思い出させられた。

決して癒えない傷痕を残された、16の夏。

 

 

 

>ムクヒバ前提山ヒバ?

よくわからん…しかしなぜ拍手がここまできて山ヒバになったのか…謎です

ってか、中学3年な雲雀は周りの皆より実は歳が一個上です。

本当だったら高校生。

でも子供の頃、身体が弱くて入院してて、入学が遅れたりとかしたのv

ヒバリはきっと結構虚弱体質だと思うのね!

風邪くらいで入院するし!!(いやまぁ、一人暮らしなんで、手に負えないくらいに悪化する前に、安全な病院に入ったって言う事もあるんでしょうが)

そんなんでマフィアになれるのかって話ですが、参謀タイプで、ここぞと言う時にしか出ないから大丈夫!!

なるたけ体力使わない戦い方もするし!(でも結構力任せな戦い方をする時もあるんだよなぁ。ヒバリ)